毎日毎日暑いですね。
寝苦しい夜が続いていますし、日中も汗が噴き出ています。
小学生のころを思い出すと、算数ドリルを敬遠していた記憶しかありません。笑
あの頃まじめに算数への苦手意識を払しょくしていたかったなと後悔しています。
今からでも遅くないので、少しずつドリルから始めようと思った。そんな夏です。
本日、みなさんに紹介したいのは、
「やるき不要説」
です。
みなさんは、やる気は必要だと思いますか?不必要だと思いますか?
では、なぜ勉強だけでなく、仕事においても「やる気」はいらないと考えるのか。
それは以下の通りです。
- 「やる気」とは、いつか衰えるから
- 「やる気」がなければできないものは、効率が悪いから
- 「やる気」を言い訳にすることができるから
これらでしょうか。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1、「やる気」とは、いつか衰えるから
これは想像しやすいのではないでしょうか?
「よーし、やるぞ!!」という気持ちになってから、それだけやる気は継続するのでしょうか?
私は最短で30分。長くて2時間が限界です。
みなさんはどうでしょうか?
大学受験では最大3年間、短くても1年間はずっとやる気が継続しなければなりません。
浮き沈みの激しい勉強では、効率よく学ぶことはできません。
同じペースで淡々と勉強し続ける素質が必要です。
仕事でも同じですね。
短時間しか続かないやる気は、尽きたらお休み期間がすごく必要です。
毎日仕事は舞い込んできます。やるときにやって、やらない日があってもいい。そんな仕事ならいいですが、納期があったり相手先があったり。
うまくコントロールできる一部の人しか有効ではありません。
2、「やる気」がなければできないものは、効率が悪いから
これは1と連動していますが、
「やる気」があってはじめて取り組もうとしていること=やりたくないこと
ですよね?
やりたくないと思いながら仕事や勉強に取り組んでも、脳は吸収してくれませんし、活発に活動してくれません。
つまり、「ただ時間を過ごしただけ」になってしまうのです。
「やる気」というブーストをかけなければできない仕事や勉強は、あなたへの負荷が大きいものです。
そして、乗り越えた後に「燃え尽き症候群」が起こりやすいのです。
3、「やる気」を言い訳にすることができるから
これは仕事ではあまりないかもしれませんね。
ただ、「やる気が出ない」という理由で、やりたくないことを遠ざけようとする人は多いのではないでしょうか?
例えば、家事。
「食事を作らなければいけないのに、面倒くさい。やる気が出ないから外食でいいか。」
「洗濯しないといけないのに、面倒くさい。雨だからやる気でないな。」
こういう発言をすることで、やらなければならないことややるべきことから逃げていませんか?
やることはいつ何時でもやる。だってやることなのだから。
このようなマインドになっていることが重要です。
つまり、勉強に当てはめて考えてみると、
『勉強することへのハードルが高い人が「やる気」を求めている』ことがわかります。
しかし、勉強を習慣化している人は、面倒くさかろうと、やる気がなかろうと、
「時間になったから勉強する」
という発想に至るのです。
毎日同じ時間に机に向かい、勉強する習慣を身に着けることこそが、合格への第一歩なのです。
勉強でも仕事でも、「やる気」などというものは阻害要因しかありません。
一時的なドーピングです。
一瞬で勝負が決まるもの(スポーツなど)では、瞬発力が必要になりますので、「やる気」のような一時的な効果が得られるものは重要です。
ただし、継続的に行うべき仕事や勉強については、クールタイムという犠牲が必要になってしまいます。
クールタイムを設けている間に、ライバルは勉強していますよ。
ぜひ、仕事や勉強への考え方を改める契機にしてくださいね