冬到来。
インフルエンザや風邪が蔓延し始めるころです。
いくら対策をしていたとしても、どうしようもないこともありますが、「手洗い・うがい」をきちんとするようにしましょう。
みなさんは、いつ志望校を決めましたか?
早ければ、高校入学してすぐに決定している人もいるかもしれません。
まだ確定できていない人もいるでしょう。
今まで、一生懸命受験勉強をしてきて、日々の学習に追われていると、どうしても「勉強から逃げたい。」と思ってしまいますよね。
そこで、本日はモチベーションのお話です。
みなさんは、モチベーションを高く保つためにどのような工夫をされていますか?
私は、「やる気不要説」を唱えています。
しかし、短期で成果を上げるためには、モチベーションが必要であることは間違いありません。
センター試験まで残り1か月。一般試験まで2か月もありません。
今まで以上に集中力を高め、一気呵成に勉強に取り組む際に知っておくべきモチベーション管理法をお伝えします。
- 目標を思い返す
- 合格した時のご褒美を決める
- 【最悪のケース】を考える
1 目標を思い返す
あなたが志望校を決めた際、「なぜその学校を選んだ」のでしょうか?そして、「なぜその学部を選択した」のでしょうか?
自問自答する時間を作ってみてください。
そこには、明確でも不明確でも、「自分もここに入りたい。」と思った記憶があるはずです。
あと一般入試まで2か月ない状態だからこそ、もう一度目標をしっかり思い返しましょう。
そしてその時の決意をもう一度胸に刻みましょう。
2 合格した時のご褒美を決める
「合格した後にしたいこと、欲しいもの」を考えてみましょう。
夢の国にいくもよし、新しいものを買ってもらうもよし。
目標とともに、ご褒美があると人は頑張れるものです。
これはご家庭によるかもしれませんが、祖父母から「合格祝い」をもらえることも少なくありませんよ。
つまり、馬の鼻の先に人参を垂らすのと同じで、目の前にご褒美を設けることで最後のひと踏ん張りにつながるのです。
※買ってもらう場合には保護者の了承を得てくださいね。
3 最悪のケースを考える
私が最も伝えたいこと
それが、
【最悪のケースを考える】
です。
あなたにとって【最悪のケース】とは何でしょうか?
全部不合格になること?第一志望の大学に落ちること?親に迷惑をかけること?同級生に置いていかれること?同級生より偏差値の低い大学へ進学すること?浪人すること?
少し間を置くので、実際にあなたにとって【最悪のケース】を考えてみてください。
…
…
…
考えましたか?
あなたは、その最悪のケースになりたいですか?
普通の人であれば「嫌です。」と答えるはずです。
人は、優越感や希望よりも、劣等感や不安のほうが大きくなるように設計されています。
その負のエネルギーの使い方次第で、人は大きく前へ進める原動力になるのです。
後ろ向きに使った例としては、
大物女優の違法薬物使用、元プロ野球選手の違法薬物使用、凄惨な事件など。
「現実から逃げたい。嫉妬心。恨みや嫉み。」こういった負の感情が人を大きく突き動かすのです。
でもみなさんは決して間違えた方向に発散してはいけません。
最悪のケースにならないための原動力にしてください。
最後の最後に笑うために。
ここからの1日、1時間はあっという間に過ぎていきます。
「他人がやらない時間こそ勉強する」
ことこそ、受験に勝利する人の鉄則です。
最終的に試験会場では一人です。
負けたくないのなら、雰囲気にのまれたくないのなら、
今、やるしかない
んです。
そういった決意の後押しとなる三箇条をみなさんにお伝えしましたので、ぜひ活用してみてください。
復習になりますが、これからの時期に必要なモチベーションアップ方法は
- 目標を思い返す
- 合格した時のご褒美を決める
- 【最悪のケース】を考える
です。
特に、【最悪のケース】を考えるについては、絶大な効果がありますので、優先的にやってみることを勧めます。